幸せに 微笑む花嫁
あの日 私の鼓動が どんどん どんどん 大きくなって もうダメ!! これ以上大きくなったら あなたに聞こえてしまう!!
そう思った瞬間 -----------くちびるに蒼い風が吹いた---------------- 誰かに 何かに包まれて 確かな 父母のぬくもりに包まれて ぬくもり やわらかな言葉 厳しさ 愛
やさしい Hugをもう一度 あなたの Hugをもう一度
そして 永遠に ---------------------幸せになります
私はりんご
こんなに大きくなりました 私を育ててくれたおじさんは 空を見上げて 天気をよんで 頃合をみては 枝を整えてくれました 虫や病気の心配をしてくれて 時々お薬もくれました 病院やお医者さんには行かないけれど おじさんがお医者様です いつも私のことを見守ってくれました ------ ありがとう ------- 春夏秋冬 おじさんの声を聞き 空と話し 風に知らない世界を聞いて 夢みてきました 雨も気持ち良く 私に降り注ぎ 私をこんなに大きくしてくれました --------- ありがとう --------- 木々が色付いて 私もみんなもぶらさがっているのが しんどくなってきました 自分が充分に大きくなったのを感じます 周囲が賑やかな今日 私の身体は そっと守られてきた枝から離れました いろんな人の手に やさしくなでられてぬくもりを感じて --------これがきっと優しい気持ち 嬉しい気持ち--------- 私はきっと あの畑で大切に育ててくれた おじさんの気持ちを 私を選んでくれた あの人の気持ちを ここに届け 誰かの力になるのでしょう これが旅というものでしょうか ステキな人にたくさん出会えて 優しい気持ちをたくさんもらって こうして ここまで 今 私はとても幸せです 私が生まれてきた意味が ここにあることを感じています 私はりんご 小さなりんご 幸せなりんごです -------------------
春 蜂と花
早朝の畑に立ち 足元に 葉先に 朝露を求め 野菜を求めここかしこ ―――小さき者が居る――――― ふと空を見る 広い空の下 そこでは私も小さき者 大地の上に溢れている それらのただひとつ この小さき存在が この宇宙の大地の上で 笑い 泣き 時に怒ったり わめいてみてもしながら 宇宙の歴史の一瞬のような 100年にも満たない時を生きる 日差しの眩しさの素晴らしさ 小鳥のさえずりの素晴らしさ 木の香り それらを運ぶ風
私に与えられた この限られた時間の中 何が出来るか 何を感じられるか 何を伝えられるか
私という小さき者 語りかけながら共にゆく 私をどこか宇宙の一部から見つめるような夜明け前だった
春は 待ちわびながらやってくる 厳しい寒さにかたくなになっていた 心 ほどくかの様に 待ちきれないほどにふくらんだ 花のつぼみたち 出会いは桜の花の下 薫る風に 光る青葉 短い命を 精一杯鳴くせみたち 眩しい日差しの下で 二人 彩り鮮やかに 山笑う 収穫の喜びに 笑顔集う 森の中 語らいながら二人 じきに木枯らしの頃 ぬくもりが やさしさが 恋しい季節
------ 過ぎてきた日々は 喜びに溢れて ---------
ふと気づいたら かたわらに いつも 君が居た
君と見つめていたい 今 君と歩み行きたい 未来
---------- すべては 君に会うために -------------